「低発塵作業服・ユニフォーム」って何のこと?
低発塵とは、埃や塵をあまり出さないということですが、何をもって「低発塵」というのか?を以下に記します。
文字通り、チリを低発させる作業服
低発塵性を表すために「空気清浄度規格」というものが存在します。
空気洗浄度規格とは、空気中のコンタミナント(浮遊微粒子、浮遊微生物)含有量の尺度のことを言います。
クリーンルームでは容積当たりの浮遊粒子数を10のべき乗で表し、この数が少ないほど空気清浄度は高くなります。
クリーンルームの規格では、JIS規格、アメリカ連邦規格(FED規格)及びISO規格があり、一番良く使われているのはアメリカFED規格です。
FED規格の表示方法は、0.5μm以上の粒子を基準とし、1ft3中の粒子数を表示します。
表示分類は、クラス1、10、100、1000、10000、100000となります。
よって、低発塵の作業服とは、埃や塵をあまり出さない作業服のことを指します。
埃や塵ひとつでワークに支障をきたすデリケートな職場において求められるのが、低発塵の作業服、ユニフォームになります。
低発塵の作業服は、素材にフィラメント糸(長繊維)を使用することで埃や塵をあまり出さないようにしております。
現場の環境を考え作業服、ユニフォームを選びリスクを軽減する必要があります。